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ドイツの電子請求書 XRechnung を、読める請求書にする
Blink Brief · 更新日 · ページのつくり方
ドイツの取引先から XRechnung の XML ファイルが届いたら、このページに入れると、請求書番号、日付、売り手、税抜、付加価値税、税込、支払額、振込先の IBAN が一覧になり、その下に明細つきの請求書が日本語の見出しで出ます。1 枚ずつ PDF にも保存できます。無料で登録はいらず、ファイルはどこにも送りません。
1. XRechnung のファイルを選ぶ
XML ファイルをここにドラッグ
UBL 2.1(請求書とクレジットノート)か UN/CEFACT CII の XRechnung · 一度に 5 ファイルまで
XRechnung とは
XRechnung は、ドイツの電子請求書の標準です。欧州規格 EN 16931 にもとづき、ドイツの KoSIT(IT 標準化調整機関)が運用しています。中身は UBL 2.1 か UN/CEFACT CII という形式の XML で、請求書の見た目は持っていません。ブラウザーやメモ帳で開くと、タグの並んだ文字が出るだけです。
ドイツでは、2025 年 1 月 1 日から、国内の事業者どうしの取引で電子請求書が義務になりました(発行には経過措置があります)。ドイツの取引先や現地の拠点から、PDF ではなく XML の請求書が届くことが増えているのはこのためです。
使い方
- メールに添付されていた XML ファイルを保存し、[ファイルを選ぶ]で選ぶか、枠にドラッグします。一度に 5 ファイルまで開けます。まず試すなら、[見本の請求書を見る]を押します。
- [2. 一覧]で、開いた請求書の番号、日付、売り手、金額、振込先を見比べます。
- [3. 請求書ごとの内容]で、売り手と買い手、請求日と支払期日、明細、税率ごとの税額、支払額、支払い方法を確かめます。
- 社内で回したり保管したりするなら、請求書ごとの[PDF に保存]か、[すべての請求書を PDF に保存]を押します。印刷の画面が開くので、送信先を PDF にします。
PDF にした表示は、請求書を読みやすくしたものです。正式な請求書は、届いた XML ファイルそのものなので、ファイルも一緒に保管してください。
日本語になるところ、ドイツ語のままのところ
見出しと、請求書の種類、支払い方法、税の区分、単位は日本語で出ます。品名、備考、支払条件のように取引先が書いた文は、ドイツ語のままです。よく出てくる言葉は次のとおりです。
| ドイツ語 | 意味 |
|---|---|
| Rechnung / Gutschrift | 請求書 / クレジットノート(返金や減額の書類) |
| USt(Umsatzsteuer) | 付加価値税 |
| USt-IdNr. | 付加価値税の登録番号(VAT 番号) |
| Zahlbar innerhalb von 14 Tagen ohne Abzug | 14 日以内に、差し引きなしで支払うこと |
| Skonto | 早く払うときの割引 |
| Verwendungszweck | 振込のときに書く参照(請求書番号など) |
金額と日付は、日本の書き方(€1,234.56、2026年11月1日)で出ます。通貨は請求書に書かれたままです。
計算の確認と、このツールがしないこと
請求書ごとに、明細の合計、税抜、税額、税込、支払額がたがいに合っているかを計算し直し、合わないところがあれば、請求書の金額と計算し直した金額を並べて出します。
- 請求書が XRechnung の規則どおりかどうかの検証はしません。
- ZUGFeRD のような PDF の請求書は開きません。XML ファイルを選んでください。
- 開いた請求書は保存しません。タブを閉じると消えます。
一覧を CSV で Excel に入れる
[一覧を CSV でダウンロード]の CSV には、画面の一覧より多い列(買い手、税番号、税率、BIC など)が入ります。はじめの設定では、区切りはカンマ(,)、金額は 1234.56、日付は 2026-11-01 の形で入ります。[CSV の数字と日付をドイツ式にする]にチェックを入れると、区切りはセミコロン(;)、金額は 1234,56、日付は 01.11.2026 の形になります。ドイツの取引先に渡すときに使います。
ファイルは送らない
XML ファイルは、ブラウザーに組み込まれた XML の読み取り機能で、この端末の中だけで読みます。Blink Brief のサーバーにも、ほかのどこにも送りません。
よくある質問
無料ですか?
無料です。登録もインストールもいらず、一度に 5 ファイルまで、何度でも開けます。
請求書はどこかに送られますか?
送りません。XML ファイルは、このブラウザーの中だけで読みます。外のライブラリーも読み込みません。
PDF で届いた請求書も開けますか?
開けません。このツールが開くのは XRechnung の XML ファイルです。PDF の請求書は、ふつうの PDF ビューアーで読めます。
請求書が正しい形式かどうかを確かめられますか?
形式の検証はしません。表示して、合計を計算し直すだけです。形式の検証には、XRechnung を運用する KoSIT の無料のバリデーターがあります。
品名や支払条件も日本語になりますか?
なりません。日本語になるのは、ツールの見出しと、支払い方法や税の区分のように決まった項目だけです。品名、備考、支払条件は、請求書に書かれたとおりのドイツ語で出ます。
出典
- XStandards Einkauf「XRechnung」(EN 16931 にもとづく標準で、KoSIT が運用。構文は UBL 2.1 と UN/CEFACT CII、2026年11月4日に確認)
- E-Rechnung in der Bundesverwaltung「E-Rechnung zwischen Unternehmen (B2B)」(2025 年 1 月 1 日から、ドイツ国内の事業者間の取引で電子請求書が義務に(経過措置あり)、2026年11月4日に確認)
- Microsoft サポート「テキスト (.txt または .csv) ファイルのインポートまたはエクスポート」(2026年11月4日に確認)